生まれつき永久歯が少ない・・ 先天性欠損の場合はどうするの?|盛岡KT歯科・矯正歯科

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日本矯正歯科学会認定医/日本口腔外科学会認定医

生まれつき永久歯が少ない・・ 先天性欠損の場合はどうするの?

投稿日:2022年7月19日

カテゴリ:スタッフブログ

 

岩手県盛岡市大通り商店街にある盛岡KT歯科・矯正歯科です。​

当院では虫歯や歯周病治療はもちろん

専門の歯科医師による矯正治療も行っています。

本日は、生まれつき歯が足りない「先天性欠損」についてまとめてみました。

 

先天性欠損とは??

通常ですと乳歯が全て生えそろうと20本、

永久歯は28本、親知らずを含めると32本生えてきます。

ですが、生まれつき永久歯が足りないことがあります。

この生まれつき歯の本数が足りない状態を「先天性欠損」(せんてんせいけっそん)といいます。

原因ははっきりしていません。

胎児の時期に歯のもととなる「歯胚」がつくられないことで、

欠損歯になるといわれています。

好発部位は真ん中から数えて2番目と5番目の歯です。

下のレントゲンの赤い丸のところには

この「歯胚」がないため、5番目の歯がありません。

本来あるはずの後継永久歯がないため、乳歯がそのまま残る可能性があります。

 

 

先天性欠損の場合どのような治療法があるのか??

乳歯が抜けるまで残しておく場合

乳歯は永久歯が出てくることにより、乳歯の歯根を溶かしグラグラして抜けていきます。

本来でてくるはずの永久歯がない場合抜けるはずの乳歯がなかなか抜けません。

30代でも乳歯がある方もいます。

この乳歯は永久歯より虫歯になりやすく、進行しやすいです。

なにもせず乳歯が抜けるまで残しておく場合には

自宅でのケアと歯科医院での定期的なケアが重要になります。

抜けてしまった場合・計画的に抜く場合

補綴的治療・・・インプラント・部分入れ歯・ブリッジなどで欠損部分を補う

矯正治療・・・矯正治療をすることでスペースを閉じ、噛み合わせも治していく。

などの方法があります。

抜けたまま何もせず放置していると、歯がないところにほかの歯が動いてきて倒れ込んだり、

歯並びや噛み合わせが悪くなる・発音・審美面・顎関節にも影響してきます。

 

先天性欠損は早期発見が大切です

先天性欠損は形成異常の一つです。

早期に発見し、将来的にどのような治療の選択肢があるのか、

それに伴うリスクやメリット・デメリットを

よく相談して進めることが大切です。

歯科医院でレントゲンを撮影すると、

順調に生え変わりが進んでいるのか確認できます。

 

盛岡KT歯科・矯正歯科では矯正無料相談を行っております。

矯正を専門とした歯科医師がお口の中を拝見し、丁寧に説明させていただきます。

気になる点がある場合や矯正治療が必要かどうか

お気軽に無料相談にお越しください。

 

 

 

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